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かぜのかみ(風の神) [kazenokami]

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風(かぜ)にのりて所々(ところどころ)をありき、人(ひと)を見れば口(くち)より黄(き)なるかぜを吹(ふき)きかくる。其(その)かぜにあたればかならず疫傷寒(ゑきしやうかん)をわづらふ事(こと)とぞ。 『繪本百物語』−桃山人夜話−
風神ではなく、風の神。
疫神として描かれている。
病原菌が風に乗って飛来し、疫病が流行ると云うことだろうか。 黄色の気とは土を意味してるらしい。

本文中に類似神として貧乏神を挙げている。
どちらの神も隙を伺って入り込むそうだ。
風の神に憑かれて、貧乏神にも憑かれたら最悪だ〜。

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